マトマタの穴居住宅訪問
暗闇にベルが鳴る。目覚ましだった。寒いけれど・・・起きるぞ!他の宿泊客はまだ眠っている。今ならお湯が出るはず(出てくれ〜)出た!熱いシャワーを存 分に浴びる。そうだ、食後の歯磨や何やに使うお湯をためておこう。皆が起きたらまた断水になるに違いない。案の定、1時間もすると蛇口からはポタとも水が 出なくなった(笑)朝食後、僕らは穴居住宅風ホテルを出発した。向かったのは本物の「マトマタの穴居住宅」だ。北アフリカの先住民だったベルベル人がアラブの攻撃から逃れ、たどり着いたのがマトマタ。彼らは地下に穴を掘り、外部からはそうと分からぬ隠れ処で暮らし始めた。