国立歴史博物館


ブルガリア
郊外の田園地帯を走っていると、時折畑の中にある丘が目につく。周りが平らなぶん、ポコっとした丸い形は人工的なものだとわかるが、あれは何だろう? 聞けば、バルカンの先住民族トラキアの墳墓だという。トラキアは、紀元前3〜4世紀に独自の文明を築いた騎馬民族だったそうで、日本でも「トラキアの文明展」があったから、輝く黄金の遺物に驚いた人も少なくないと思う。しかし、トラキアは文字を持たない民族であり、支配階級の墳墓もことごとく盗掘にあったことで現存する遺物はわずか、したがって民族の歴史は謎につつまれているらしい。 ・・・・・ここ歴史博物館には、トラキアの貴重な遺物が展示されている。また特色あるフォークロア・コーナー等、未来に受け継がれていくであろうブルガリアの文化を見ることができる。
国立歴史博物館入り口
国立歴史博物館はヴィトシャ山麓
のボヤナ地区にある。もとは迎賓
館だったらしい。
(06/02 09:27:05)
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ヘリコプター
だだっ広い前庭を歩いていくと戦
闘ヘリがおかれていた。ドラマ有
りげながら詳細不明。
(06/02 09:38:42)
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トラキアの墓の一つ
トラキアの墓の一つ。胎児のよう
な形で埋葬されている。たしか
「ホケル型」と聞いた。
(06/02 09:43:12)
これは写真パネルで、トラキアの埋葬・・・
ムービーが見れるよ!(1510kb,10秒)
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黄金のボウル
儀式や饗宴に使われた黄金のボウ
ル。両側に取っ手がついている。
重そうだ。
(06/02 09:50:32)
斜めから見ると
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馬のリュトン
馬のリュトン。リュトンとは、主
にワイン等飲み物を入れるデキャ
ンタみたいなもの。
(06/02 09:51:59)
これは日本での「トラキアの黄金文明展」・・・
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装身具1
黄金は富のシンボル。トラキアの
支配階級はこれらを衣服に縫い込
み飾りとしたらしい。
(06/02 09:53:50)
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装身具2
装身具。トラキアの墳墓はその目
立つ形状からほとんど盗掘されて
おり、これらは貴重な遺物である。
(06/02 09:56:17)
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胸飾り
胸飾り。どことなくエジプトの胸
飾りを思わせるが、象眼細工は見
られず、黄金を平打ちしたもの。
(06/02 09:56:27)
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怪獣?
これは、なんだろう。
(06/02 10:04:12)
一見、ウルトラマンに出てくる敵役・・・
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グラゴル文字
スラブ文字の原型グラゴル文字。
(06/02 10:06:52)
グラゴル文字のパネル横にあった写真・・・
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聖遺物
聖書がスラブ人の言語に訳され、
布教されることで急速にキリスト
教が浸透していった。
(06/02 10:11:47)
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古い扉
この古い扉は、あのリラ僧院のオ
リジナルらしい。焼失をまぬがれ
たものだろうか。
(06/02 10:17:44)
顔は人間のようだが、胴体は動物・・・
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イコン
イコン(聖画)正教会の装飾は絵
か平坦な木彫りのみ。カトリック
のような立体彫刻は見られない。
(06/02 10:25:27)
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受胎告知
こちらの木彫りに描かれているの
は「受胎告知」聖母マリアと天使
だろうか。
(06/02 10:26:28)
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軍服
5百年もの間、オスマントルコに
支配されたブルガリア。1870
年代に民族解放運動が活発化する。
(06/02 10:29:52)
解放運動の英雄、ヴァシル・レフスキも・・・
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シプカの戦い
この大きな画の下のプレートには
「シプカの戦い 1877年8月
23日」と記されている。
(06/02 10:31:59)
「シプカ峠の戦い」シプカはバルカン山脈・・・
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伝統民族のコーナー
伝統民俗のコーナー。衣装それぞ
れ特徴があり興味深い。
(06/02 10:38:15)
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伝統的な衣装
布の織り・刺繍も地域により様々
らしい。ベルトのバックルが何だ
かすごい。
(06/02 10:39:03)
バックルは、長男のお嫁さんが・・・
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刺繍
超絶技巧の刺繍。見事だ!今でも
村の女の子は、5歳頃から手習い
を始めるそうだ。
(06/02 10:40:58)
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素朴な衣装
牧歌的な風景が浮かんでくる、素
朴な衣装。そのカゴに入っている
のは何?
(06/02 10:41:21)
カゴのなか、足下にあったのはイースターエッグ。
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