ボヤナ教会
ブルガリア
昔、ボヤナ地区は王侯貴族の別荘地だった。11世紀に建てられた王族専用の礼拝堂がのち教会となり、もとは聖ニコライ教会と呼ばれていたそうだ。聖ニコライは3世紀のトルコに生まれ、数々の奇蹟と貧者の救済を行った聖人ということだが・・・・・実は日本人にもなじみ深い、あの方である。サンタクロース!(年頃の姉妹がいる貧しい家に、こっそり窓から金貨を投げ入れ「持参金にせよ」とプレゼント等の話がサンタ伝説につながったらしい!) ボヤナ教会の聖堂内部には、その聖ニコライの生涯をはじめ、キリストや聖母マリア、諸聖人の画がびっしりと描かれている。しかも、当時のビザンチン絵画の枠をぬけ、描かれた顔には人間的ともいえる豊かな感情が表現されているのだ。初期ルネッサンス巨匠のジョットに先んじたボヤナ教会の壁画は、世界遺産にふさわしい貴重なものだ。
教会の傍らに、墓碑銘が刻まれただけの、簡素なつくりの墓がある。埋葬されているのはブルガリアのエレオノーラ妃。妃はバルカン事件と世界大戦のなか、国民に尽くし、ボヤナ教会を救って亡くなった女性である。
ボヤナ教会の門
ギィギィ、と少々耳障りな音をた
て門が開けられた。緑の小径を歩
いていく。
(06/02 11:13:15)
木立に隠れるように・・・
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ボヤナ教会の外観
入場制限あり。待ち時間に周囲を
歩くも「これが世界遺産?」と首
を傾げる人多し。
(06/02 11:15:33)
1979年、世界遺産に登録された・・・
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ブルガリア王妃エレオノーラの墓
エレオノーラ妃の墓。王妃さま、
安らかにお眠りください。
(06/02 11:17:40)
フェルディナンド1世の2番目の妃・・・
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ボヤナ教会のレンガの壁
初期の建築部分。実は内側の聖堂
に描かれたフレスコ画がお宝!
(06/02 11:19:01)
13世紀と19世紀に増築・・・
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ボヤナ教会寄進者カロヤンとその妻
壁画保護のため教会内の撮影は禁
止されている。これは歴史博物館
の写真パネルを撮ったもの。
(06/02 10:10:50)
貴族カロヤンと妻のディシスラヴァ・・・
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ブルガリア皇帝のコンスタンティン・ティフ・アセンと皇妃イリーナ
こちらも歴史博物館の写真パネル
から。修復前の写真なのか、全体
煤っぽくて暗い。
(06/02 10:10:39)
1259年当時、ブルガリア皇帝だったコンスタンティン・ティフ・アセンと皇妃イリーナ・・・
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ボヤナ教会の墓地
教会の草生した墓地。穏やかな時
が流れている。
(06/02 11:21:35)
草むらからひょこっと現れて・・・
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カタツムリ
「カタツムリ枝に這い、神、空に
知ろしめす。すべて世は事もなし」
(06/02 11:24:10)
樹のカタツムリを撮っていたら・・・
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昼食(ブルガリア料理のケバブチェ)
さて昼食。出されて「えっ?」と
思った豚のケバブ(ケバブチェ)
トマトソース盛で肉が見えないぞ。
(06/02 12:15:23)
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デザート
デザート。カラフルな果物・・・
アイスクリーム、2個も食べてし
まった。
(06/02 12:31:17)
昼食をとったレストラン。
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