青いタイルが美しいミナレット。なぜこんな中途半端な姿なのか?ミナレットはムハンマド・アミン・ハーンにより1852年に着工されたものの、1855年で工事が中断されている。ワケありミナレット。

ワケ1:実は完成していた。110mのミナレット、当時では一番高い?喜び舞い上がったハーンは毎朝上までのぼり神様に叫んだ。「お〜〜ぃ、神様こっちだぞ〜」...神様は怒り、ミナレットの途中からスパッと切ってしまった。

ワケ2:今の高さまで出来た時点でハーンは上までのぼってみた。な、なんと自分の居室や寝室が見える。これ以上高くなるとトイレまで丸見えになるのでは?心配したハーンは工事を中止した。

ワケ3:ミナレットが完成すると遠くのブハラまで監視されるのでは、と危惧したブハラのハーンが工事にたずさわる職人を買収しようとした。はかりごとは露見し、激怒したヒヴァのハーンは職人を殺したが、工事を引き継ぐ職人がみつからず結局中止に。

ワケ4:1855年にハーンが戦死してしまったため工事中止。

1、2はかなり嘘っぽい話です。地元の人達の冗談なのかな。実際は発注者のハーンの死後、資金繰りがつかなかったような気がします。

 

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