ミャンマー旅行、雨期の長距離バスはかなりきつく（バス運が悪かったっていうのもあるけれど）、私は１８時間のバス移動中、胃液を吐いてしまうほどグロッキーになってしまったりもしました（汚くってゴメンナサイ）。この長距離バスには２回乗ったけれど、２回ともかなりハードだったのでした。

　でも、ジーンとくる思い出もたくさん。悪夢の長距離バスにも楽しい出会い・事件があったし、マンダレーという町ではミャンマー人の友達ができました。旅行してるだけでは見えてこない、たくさんの現実（大学の閉鎖とか、ころころ変えられる政府の方針とか）の話もしました。

　出発の時はバスターミナルまで送ってあげると言ってくれた友達。でも、今が忙しい時というのを知っていたので見送りはその気持ちだけもらって、出発前日にさようならをしました。

　けれど、出発の日。友達はバスターミナルまで息せき切って駆けつけてくれました。その手には、私が探してもみつからなかったとちらっと言った絵はがき（町中を探し回ってきてくれたみたいでした）と、 バスの中で食べて下さいと言ってたくさんのおやつとを持ってきてくれました。

　今回の旅でひょんな事から友達になった私の事を思ってくれる気持ちがとてもあったかくて、私はバ スの窓から手を振りながらちょっと泣きそうになりました。

　お世話になってばかりで何もお礼ができてないと言った私に、「私は日本の友達ができて嬉しいです」と言ってくれた笑顔を思い浮かべたら、今でもちょっぴり涙が出そうな気持ちになります。

さえこさん、レポートありがとうございました。

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