柱や扉など一部に木材を使用するが、この高層建築物は日干しレンガで作られている。防雨対策として屋上や上階に白い漆喰を塗っている。しかし、この沙漠地帯ならではの建築法なので、集中豪雨にはひとたまりもない。16世紀の大洪水でシバームは壊滅的な被害をうけた。現在の旧市街はそのあとに再築されたものである。

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