サマルカンドのナンはフリスビーのような形をしている。手に取ると意外に重い。味は・・・麺に例えると讃岐うどんだ(笑)コシがあり、噛むと麦の甘みを感じる。シンプルだが、毎日食べても飽きない味だと思う・・・ウズベキスタンでは、戦地に赴く男にナンを食べさせ、その残りを大切に保存する習わしがある。そうすることで無事に帰還できると信じられているのだ。また、婚約式では長老が丸いナンを半分に割り、それぞれ男性と女性に渡す。これは夫婦が共に歩み、人生の幸も不幸も分かち合っていくことを意味する儀式という。

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